産業廃棄物とは
産業廃棄物とは、事業活動によって生じる廃棄物で、更にその中から廃棄物処理法で定義された廃棄物のことです。廃棄物処理法で定義された廃棄物は全部で20種類あり、例えば焼却炉の残灰等の<燃えがら>、鉱物性油や動植物性油等の<廃油>、非鉄金属の破片や研磨くず等の<金属くず>等が挙げられます。また産業廃棄物の中でも、爆発性や毒性を含む廃棄物に関しては「特別管理産業廃棄物」とされ、扱いについては特に注意しなければなりません。ちなみに、事業規模が小さく排出する廃棄物が極めて微量であったとしても、一般廃棄物としてではなく産業廃棄物としてきちんとした対応と処理をしていかなければなりません。
現場に合ったコンテナをご提供いたします。
(有)ショウエイ環境では建設現場等の現場から排出される産業廃棄物を考慮し、廃棄物の保管ボックスを無料で貸し出しております。これによりスムーズに廃棄物を収集することができます。
寸法(1.5m×1.5m×0.9m)
寸法(2.85m×1.85m×0.95m)
寸法(2.9m×1.6m×0.85m)
寸法(2.9m×1.6m×0.85m)
寸法(3.6m×1.9m×1.2m)
寸法(3.6m×1.9m×1.2m)
産業廃棄物収集運搬の流れ
Flowchart
ご相談・お問い合わせ
産業廃棄物に関するお問い合わせや資料請求等お気軽にお問い合わせ下さい。
お電話又はお問い合わせフォームより受け付けております。
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お電話の場合は下記の番号よりお問い合わせ下さい。
«お電話でのお問い合わせ»
0942-54-0738(受付:月~土 8:30から17:00まで)
現地、現物確認・運搬、処分方法の選定について
お問い合わせをいただいた際に日程調整を行い、現地に直接お伺いし、現状や現物の確認をさせていただきます。弊社の社員がしっかりと確認を行った後、運搬や処分方法について最も適した手法を選定致します。
ご提案・お見積り
ご提案
お客様のご希望・ご要望に出来る限り沿った内容で、最適なプランをご提案させていただきます。
お見積り
弊社はお見積り時点で必要な作業内容や費用を明確化してお客様にご提案させていただきます。これにより、お見積り後のトラブルを防止致します。
受注と日程の最終調整
ご契約の手順
①契約書の発送:弊社より「収集運搬用」契約書と「処分用」契約書を発送致します。
②契約書のご返送:それぞれの契約書に予定数量に単価をかけた合計金額分の印紙(収集運搬用、処分用は異なります)を貼って頂き、指定箇所にご記入・ご捺印の上「収集運搬用」「処分用」の契約書をご返送下さい。
③必要書類の発送:弊社、処分会社が捺印してご契約が完了となります。許可等の必要書類を添付して発送致します。以上で契約は完了です。
収集運搬・処分・マニフェスト
産業廃棄物の収集・運搬の際は、産業廃棄物を流出・飛散させないよう適切に対応致します。交通等に対しての被害を防ぐために、産業廃棄物収集・運搬業者は安全な運搬や事故対策を徹底して行う必要があります。
また、産業廃棄物を委託処理する排出事業者は産業廃棄物の処理を「マニフェスト」で管理することが法律で義務付けられています。
排出・運搬・処理業者とでマニフェストを締結します。
産業廃棄物収集運搬業許可一覧
産業廃棄物からなるリサイクル
産業廃棄物というと焼却処理や埋め立てのイメージがありますが、多くの産業廃棄物が適切な処理を行うことによりリサイクルが可能となっております。
産業廃棄物のリサイクルの背景としては、産業の発展により人々の生活が豊かになりましたが、二酸化炭素の濃度増加等自然環境への影響が大きく、近年環境問題として大きく取り上げられております。また、廃棄物の処分による最終処分場の枯渇等も将来的に危惧されており、最終処分場の寿命を迎えた際の産業廃棄物の処理方法についても問題視されております。これらの問題に対して、リサイクルを進めていく事は必須の取り組みとなります。
産業廃棄物をリサイクルする3つの方法
マテリアルリサイクル
廃棄物を新たな製品の原料として再利用することを主としたリサイクル手法です。
ケミカルリサイクル
廃棄物を化学反応により変更させ、新たな原料とするリサイクル手法です。ガス化・油化・高炉原料化・原料、モノマー化等に分類されます。
サーマルリサイクル
廃棄物の焼却時に発生するエネルギーを熱や蒸気等として回収するリサイクル手法です。
産業廃棄物がリサイクルされる例
木くず
木くずは破砕され、エタノールやリグニンペレットと呼ばれる石油の代替燃料となります。また、木材チップ化や堆肥化等も再利用されています。
廃プラスチック
廃プラスチックはペットボトルのイメージが強いですが、他にも発泡スチロールやポリウレタン、包装材料、合成繊維も廃プラスチックに分類されます。フレークやペレット、合成ガス(水素、酢酸、メタノール、アンモニア等)、樹脂、ナフサ、エタノール、コークス、炭化水素、ガス等に再資源化されます。
石膏ボード
石膏ボードは破砕され、石膏とボード原紙に分けられます。ボード原紙は燃料として再利用され、石膏は石膏ボードの原料や地盤改良材、グラウンド用の白線等として再利用されます。
がれき
がれきは再生利用率95%と高い割合でリサイクルされており、破砕処理の後、再生路盤材、再生砕石、コンクリートやアスファルトの原料となる砂や砂利に再利用されます。
汚泥
汚泥は無機汚泥と有機汚泥に分類されます。無機汚泥は改良材、路盤材、スラグ、セメント原料等に、有機汚泥は肥料、発電、路盤材、セメント原料等に再利用されます。
動植物性残さ
動植物性残さは再生利用が71%となっております。バイオガスを発生させるメタン発酵、家畜等のエサとなる飼料化、農地等の土に用いる肥料化等に再利用されます。
燃え殻
燃え殻は高温で溶融処理しスラグ化します。スラグはエコブロック等の建築資材や土木資材、路盤材として再利用されます。また、燃え殻を焼成してセメント原料として再利用されることもあります。