水銀灯(廃ナトリウムランプ)とは?処理方法や処理費用について詳しく解説致します
水銀灯(廃ナトリウムランプ)とは

水銀灯とはその名の通り水銀が使われている電灯です。水銀は近年まで水銀灯を代表とした多くの製品に使われてきていたため、資源として非常に価値のあるものとして扱われてきました。ですが法改正により、現在では廃棄の際にできる限り外部に流出しないよう処理し、安全を維持しなければならない物質という認識になっています。資源として価値がある反面、環境や人体に及ぼす影響も大きかったため、2017年8月に水銀による水俣条約という条約が締結されました。水銀が人や環境に悪影響を及ぼさないよう、最大限の配慮をしつつ廃棄をしなければならないという内容の法改正です。現在でもまだ使用されている水銀灯を廃棄する際には十分な注意が必要です。
水銀灯(廃ナトリウムランプ)の処分方法

水銀灯を実際に処分する場合は、管理型処分場にて埋め立て処理がされます。管理型処分場は、埋め立てた廃棄物が周辺の土地や地下水に影響を与えないように設計されています。 処理の費用はおおよそ、400円/Kg、蛍光灯40w1本あたり100円で処理されます。
水銀灯(廃ナトリウムランプ)に関してのまとめ

水銀灯はその利便さで、とても重宝されてきましたが同時に危険な有害物質を含むため扱いには注意が必要です。実際の処分だけではなく、保管や輸送の際にも充分な知識と処置を行なわないといけません。処理費用はおおよそ、400円/Kg、蛍光灯40w1本あたり100円が相場となります。