環境保全の取り組みについて
環境保全とは、経済活動からくる環境に対して支障となりそうな環境負荷を低減させる取り組みと定義されています。環境負荷の具体例としては、オゾン層の破壊進行・海洋汚染・大気汚染・水質汚濁・土壌の汚染・騒音・振動・地盤沈下等が挙がります。これらは、地球環境のためにも削減する取り組みをより行っていく必要があります。
環境保全に対する(有)ショウエイ環境の取り組み
(有)ショウエイ環境も社会的責任を認識し、良好な地域環境及び地球環境の保全に貢献できるよう以下の方針を規定しています。
環境経営方針
1.事業活動に伴う環境への負荷を削減するために、以下の環境への取り組みを行う。
(1) 車両、重機、機械類のエコ運転に努めて、燃料、二酸化炭素排出量を削減する。
(2) 各事業所の電気の省エネルギーを推進して、二酸化炭素排出量を削減する。
(3) 節水により、水の使用量を削減する。
(4) 分別の徹底、裏紙の使用により廃棄物排出量を削減する。
(5) グリーン商品を購入する。
(6) 地域貢献活動を推進する。
(7) 廃棄物分別及び環境保全の情報を提供する。
2.環境関連法規等及びその他の合意事項を遵守する。
3.全社員に対し、必要な教育、訓練を行い地域環境及び、地球環境の保全に貢献できるよう、目標を定め、環境管理活動の継続的な改善を図る。
4.企業活動の一環として、福岡県産業廃棄物協会久留米支部の美化活動に参加し、奉仕活動を通じて地域の皆様や環境との調和を目指す。
環境保全型農業

環境保全型農業は農業の持つ特長の一つでもある「物質循環機能」を利用して、土づくり等を通じて化学肥料や農薬の使用等による環境負荷を抑えることで、環境と調和した持続可能な農業生産を行うのが環境保全型農業となります。環境保全型農業には全国共通取組と地方特認取組があります。(有)ショウエイ環境では、動植物性残さ等からできた肥料による農作物を地域のイベント(筑後市、久留米市)で販売しております。この取り組みを通じてSDGsへの貢献を行っております。
全国共通取組
全国共通取組には3つの取り組みがあり、それぞれ「有機農業」、「カバークロップ(緑肥)」、「堆肥の施用」が対象となります。「有機農業」とは※主作物に対して、化学肥料や化学合成農薬を使用せず特定の指針の中の土づくりをおこなったり、遺伝子組み換えを利用しない取り組みのことです。「カバークロップ(緑肥)」は主作物の栽培期間の前後でレンゲ等のカバークロップ(緑肥)を作付けし、耕すときに一緒に混ぜ、天然の肥料とすることで化学肥料の使用を控えることができる農法です。最後は「堆肥の施用」ですが、堆肥を主作物の栽培期間の前後に施用する取り組みです。堆肥とは、枯れ草や枯れ葉等の植物や家畜のふんを堆積して発酵させたものとなります。
※主作物とは、化学肥料や化学合成農薬の使用を5割以上低減する有機農業の取り組みの対象作物を指します。
地方特認取組
地域特認取組は、その地域の環境や農業の実態等を踏まえた上で行われる農業で、取り組み内容としては「リビングマルチ」と「冬期湛水管理」の2つがあります。「リビングマルチ」は、主作物の畝間に麦類や牧草等を作付けする取り組みです。この取り組みによって、発芽が容易になったり害虫を抑制する効果も期待できるため農家側のメリットもある手法となります。「冬期湛水管理」とは、冬期の間の水田に水を張って水稲がカドミウムを吸収・蓄積する含有量を低減させることができる取り組みを指します。
環境保全協定
上記で説明した「環境保全型農業」は農家が行う環境保全の取り組みでしたが、この「環境保全協定」とは主に工場等の生産者が行う取り組みを指します。活動内容は、廃棄物処理施設の設置や維持管理等にあたって、当該施設の設置に関して生活環境保全上の利害関係を有する県や市町村等の自治体、地元住民等と当該施設を運営する事業者とが取り交わす協定です。