がれき類とは?処理方法や処理費用について詳しく解説いたします
がれき類とは
がれき類とは、建設現場等で発生したコンクリートやアスファルトの破片で、「がれき類」という呼び名は通称です。廃棄物処理法での正式名は「工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたコンクリートの破片その他これに類する不要物」と明記されています。あまりに名前が長いため、通称名である「がれき類」の方が公的な場所でも使われるようになりました。またコンクリートやアスファルトの破片を指すことが多いため、「コンクリートがら」や「コンがら」という名前で呼ばれることもあります。ここでいうがれき類とは、あくまで産業廃棄物の分類上のがれき類です。災害時等に発生する「がれき」とは異なるため、使用する際には意味を理解した上で使い分けましょう。
がれき類の定義
上記の通り、がれき類とは、「工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたコンクリートの破片その他これに類する不要物」のことです。工作物とは、簡潔に言うと建物等の人の手によって土地に固定して設置・建設されたものと理解しておけば問題はありません。がれき類の具体例としては、住宅やビル等の建物を建てたり壊したりした際に排出されたコンクリートやレンガ、道路の改修等の際に排出されたアスファルト等が具体例として挙げられます。また、がれき類に類似した産業廃棄物の種類に「ガラスくず、コンクリートくず(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものを除く)及び陶磁器くず」というものがあります。がれき類と同じコンクリートという文言が入っており、排出したコンクリートがどちらの種類になるのか迷うことがあるかもしれません。がれき類とコンクリートくずとの違いは、建設工事によって生じたかどうかが判断のポイントです。排出されたコンクリート破片が建設・解体工事によって生じたものであればがれき類、そうでなければコンクリートくずと分類してください。物質としては同じものであっても、排出される状況によって異なる産業廃棄物に分類されるので注意が必要です。
がれき類の処理方法
がれき類は、排出元が限られており、かつ再利用先もある程度絞られているため、 ほとんどが再生利用されており、割合としては97%にも及びます。 再生利用できないがれき類の残りのみ、破砕された後に埋立処分されます。 コンクリートやアスファルト等のがれき類は、破砕処理され、道路舗装の基礎となる再生路盤材や 建築物の基礎として敷き詰められる再生砕石として再利用されます。 その他にも、アスファルト合材・再生骨材としてアスファルトやコンクリートを作るための原料として再利用されます。 つまり、がれき類のほとんどは破砕処理がおこなわれた後、コンクリートの基礎やアスファルトとして再生利用されるのです。 しかし、同様の性状のものであっても、 製品製造時に排出されるコンクリート片の分類は「ガラス・コンクリート・陶磁器くず」、 採石場で排出された不要な岩石は「鉱さい」、 建設現場に該当しても、水和したアルカリ性のセメントは「汚泥」または「廃アルカリ」に分類されます。
がれき類に関してのまとめ
処理費用は処理業者によって異なりますが、おおよそ8,000円/㎥~が相場となります。 建設現場以外から発生したがれき類の場合ブロック・レンガ・自然石等は11,000円/㎥~、 非分別品のがれきは8,000円/㎥~より受け入れをおこなっています。 また、がれき類に別の種類の産業廃棄物が混入していた場合、分別の手間がかかる分だけ費用は高くなるので注意しましょう。 がれき類について深く理解した上で、法律に従って処理・リサイクルをおこなうことが排出事業者に課された義務です 。今回紹介したケース以外で、がれき類かどうかの判断に迷ってしまった場合は想像で判断してしまうのではなく、私たち(有)ショウエイ環境にお任せください。