廃缶類及び廃基盤とは?処理方法や処理費用について詳しく解説致します
廃缶類及び廃基盤とは

廃缶類及び廃基盤とは「廃缶類」と「廃基盤」を合せた俗称です。廃缶類とはその名の通り、事業活動に伴い発生した空き缶です。その中で、空き缶は一部(市町村の了解を得て一般廃棄物として処理する場合)を除き、全て産業廃棄物として処分しなければなりません。産業廃棄物処理業の許可を有している業者が取り扱う場合、空き缶は産業廃棄物の「金属くず」に分類されます。廃基盤とは廃物として扱われるプリント基板、もしくは使えなくなった、不要になった等の理由で廃棄された基板です。
廃缶類及び廃基盤の種類

「廃缶類」と「廃基盤」の種類をご紹介致します。廃缶類は空き缶、一斗缶、ペンキ缶、スチール製品(机・棚・ロッカー・ベッド等)、コンロ、トースター、金網、カーテンレール等があります。廃基盤は、基板の硬さで分けられ、硬い材質の硬質基板(リジット)、柔らかい材質のフレキシブル基板に分けられます。硬質基板は主にパソコンのマザーボードや電子機器に組み込まれたメイン基板等で、材料はガラス・エポキシ樹脂等で作られています。対照的に、フレキシブル基板は柔らかいため屈曲させて好きな形に配置できるテープや折り曲げ式の液晶モニターのような可動部と接続するためのケーブルとしても利用されます。また、硬質基板とフレキシブル基板を併せたリジットフレキシブル基板も存在します。
廃缶類及び廃基盤の処分方法

基盤自体は素材にもよるが基本的には廃プラスチック類として処理を行い、その他は有価物もしくは廃金属くずで処理を行います。
廃缶類及び廃基盤に関してのまとめ
廃缶類とは事業活動に伴い発生した空き缶、廃基盤とは廃物として扱われるプリント基板です。廃缶は金属くずとして処理可能なのに対し、廃基盤は基盤部分を廃プラスチック、電子部品は金属くずとして分別処理する必要があります。処理費用は、おおよそ50円/Kg~が相場となります。